201605

ふるちゃんのホームページへようこそ!自分のホームページを持って年近くなります。所詮ホームページは僕の苦手な自己顕示欲のなせる業?でも生きていればいろんなことを考えます。考えたことをまとめて整理し直すためのツールと思えばそれなりに役にも立つ。人は興味ある人からしか学ばない。僕のホームページなんかに興味抱く人はめったにいないと思います。だから人に読んでもらうというのはあきらめます。ただひたすら自分のためにだけ開設します。にもかかわらずたまたま見てくれた方々、ありがとうございます。よろしくおつきあいくださいね。

 やはり「環境」は僕の心の中でもっとも大きな関心事となっています。僕は環境のためなら一生懸命になれる。年前の下記の文書はまだまだ新鮮です。

<ぼくの環境への想い>

人類が本格的にエネルギーを使い始めたのはこの100年と言われています。この間地下資源は採掘しやすい場所から採掘され、これら安価なエネルギー供給を前提とした経済社会が作られてきました。エネルギー供給はずっとイニシャルコストを最小限に抑えながら実施されてきました。

すでに人類は石油究極可採量である約2兆バレルの半分を使ったと言われています。全地球でもはや富士山容積の半分しか石油は存在していません。300億バレルという膨大な石油需要に対し、新規発見量は4分の1程度にすぎません。

これまでの地下資源収奪型資源浪費はもう続きません。エネルギー消費者が先進国と呼ばれた国の人々約10億人であったのが、近年中国・インド等の急速な発展により新たに約40億人がエネルギー消費者に加わろうとしています。地球はこれだけの人々の生活を維持するだけの包容力があるでしょうか?

地球が誕生してから                             46億年

生命が誕生してから                             35億年

化石燃料や鉱物資源が蓄積し始めてから 26億年

酸素が大気に放出されてから                 4億年

この気の遠くなるような長い長い地球の歴史の中で、私たちたかだか2世代が20世紀に行ってきたこと。現在の私たちのエネルギーを消費するスピードがいかに早いのか。これを全員が実感しなければならないと思います。私たちが資源を消費する速さは地球が26億年もの歳月をかけて蓄積してきた鉱物資源をわずか100年(つまり2600万年の太陽の恵みをわずか1年)で消費しつくすほど急速なのです。

地下資源の枯渇問題がよく議論されます。「10年前にも石油はあと20年、今でもやはりあと20年と言っているではないか。地下資源はまだまだ大丈夫なのだ」という意見です。しかし考えてもみてください。26億年のうちの10年なんて長さは瞬間にすぎません。26億年もかけて蓄積してきた地下資源を、使い始めてわずか100年でもう使いつくす議論をしなければならない。そのことの異常さ、重大さを自分の問題として真剣に考えましょう。

日本は十分豊かになりました。もう新しく買いたいものもない。「飽食」して「満腹」で「もう食べたくない」と思っている。にもかかわらずGDPという規模しか求めないいまの経済は死んだ。私たちに幸せをもたらさない。ニーズを作るために安価さを求め、安価さを実現するため大量生産し、そのことが資源を大量消費し環境負荷を増大している。

人間は大地にあるものだけで生きていけたはずです。将来世代のことを考えると再生不可能なメタンハイドレートや地下300400mの化石水等まで私たちが手を染めることはとっても自分勝手で卑しいことではないでしょうか?ここ1〜2年、アメリカを中心にシェールガスが脚光を浴びています。でも何かしっくりしません。地中1000m以上も掘って、そこの岩石を粉々に砕いて天然ガスを得る。たとえば大量の水をどうするか?地下水を汚すのでは?地震を誘発する?等、新たな問題も予想されます。何よりもまずいま安価な化石燃料が出てきたら、それが省エネ機運に水をさすのではないでしょうか?

いま世界中のあらゆるところで多発している環境悪化によると思われる現象に「すでに手遅れではないか?」と思うことしきりです。いてもたっても居られません。ひとりでは何もできないし、ひとりひとりのモラルと意識改革から始めなければならない。自分の家族を守る。生活している地域を守る。国を守る。地球を守る。それでやっと人類を守ることができます。稀有壮大すぎて何から手をつけたらいいかわかりません。自分の存在がちっぽけすぎてあきらめが先行します。いつも頭の中だけで行動を起こせない自分がいます。

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